日本初の薬膳専門学校【日本中医学院】

こんにちは!今回は、日本初の薬膳専門学校、日本中医学院を紹介します。

日本中医学院は日本初の薬膳専門学校。一年間頑張って勉強すれば「国際中医薬膳師」の資格が取れちゃいます!

薬膳を理論からしっかり勉強したい方にはおすすめの学校の日本中医学院!

今回、同行のオンライン入学説明会に参加したので、その内容も含めて学校の特徴をレポートします!

1.歴史ある北京中医薬大学との提携校

北京中医薬大学本校

新中国成立から7年後の1956年、伝統医学の教育を担う国立大学として、「中医学院」が北京・上海・成都・南京の4つの都市に設立されました。4校はその後、中医薬大学と改称され、現在でも中医学教育を担う重点大学として、多くの医師を輩出しています。

そのうちの一つ、北京中医薬大学の日本分校として開設されたのが、東京都文京区にある日本中医学院です。

開設当初の1991年には、「北京中医薬大学日本分校」という名前でしたが、2018年に現在の名称に変更されています。

中国の公的機関が認定する中医学の学校としては日本初で、これまで、数多くの「薬膳のプロ」を育成してきた実績があります。

2.日本中医学院のコースとカリキュラム

日本中医学院
東京都文京区の日本中医学院

中医学を3年間みっちり学ぶ中医中薬専攻科や医学気功整体科など、治療家向けのコースもありますが、私たちのような薬膳を勉強したい人は、中医薬膳専科がおすすめです。

薬膳専科といっても、中医学の基礎から結構時間を割いて教えてくれますし、中医診断学や中薬額といった、漢方医が学ぶようなことも一通り学べるのが特徴。

まあ薬膳の理論ってイコール中医学の理論なので、当然と言えば当然なのですが(^-^;

とは言え、短期の通信講座ではここまで深く学べないと思いますし、もちろん調理実習もあるので、カリキュラムはとても充実しています!

授業時間は約200時間、通信コースも!

中医薬膳専科の授業は、月4回(2021年は、毎月第2・4土日曜)で1コマ約5時間なので、

5時間×4回/月×11か月=約220時間という感じです(8月は夏休みで授業無し)

授業は基本的に週末だけですが、もちろん授業だけでは足りなくて、毎日少しずつの勉強が欠かせません。1~2か月に一回出される課題と、卒業試験(薬膳料理のレシピ作り!)が結構難関。。。という噂も。

何事も学問に王道なし!好きなことならば、コツコツ頑張りましょう!

もし通学が難しいようであれば、2021年から通信コースも新たに設置されたそうです。

もちろんコロナ対策の一環として開設されたようですが、遠方の人や自由に勉強時間を取りたい方には嬉しいですよね。通信コースの方は、授業当日にリアルタイムでオンライン授業に参加してもいいし、後日送られるURLで授業の動画を視聴することもできるそうです。

3.「国際中医薬膳師」の資格が取れる!

資格取得

日本中医学院に通うメリットは、なんといっても「国際中医薬膳師」の資格が取れること!

「国際中医薬膳師」とは、中国政府が直轄する中国中医薬研究促進会が、能力認定試験を行い、認定証書の発行をしている資格です。 外国で取得できる薬膳の資格としては、最も権威があり、難易度も高いものと言えると思います。

もちろん、日本の国家資格ではありませんから、この資格で治療行為ができるわけではありませんが、中国政府がお墨付きを与えている薬膳の資格ということで、日本国内で活躍している多くの薬膳のプロの方が有していると言われています。

ちなみに、2008年より、日本中医食養学会(これも日本中医学院が主催)認定する薬膳教室で一定の時間学べば、国際中医薬膳師の資格に挑戦できるようにもなりました。

国際中医薬膳師の資格取得だけを目的とするなら、認定されている薬膳教室に通うのもありかも知れませんが、やはり本格的に学べる日本中医学院への通学がおすすめです。

まとめ

今回は、日本初の本格的薬膳学校「日本中医学院」をざっくり紹介させて頂きました。

かなり本格的に薬膳を学べる学校ですが、実は日本にはもう一校、薬膳を本格的に学べる学校「本草薬膳学院」があります。次回はそちらについてもご紹介していきます!

最後までお読み頂きありがとうございました!

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